2012年5月3日木曜日

デザイン会社に提出するポートフォリオについて

デザイン会社に提出するポートフォリオについて

デザイン会社に提出するポートフォリオの作成について

いくつか質問をさせて下さい。



ちなみに自分はデザイン学校などを出た身分ではありません。



今回ポートフォリオを作るにあたって、架空の企業の名刺、ポストカードなどの

企業グッズをメインに作り提出をしようかと考えています。



心配なのが、有りもしない企業に対する作品が評価されるのかという不安なんです。

提出する作品も自己表現の塊ではなく、ある程度のコンセプトを裏付けないと独りよがりな作品になりそうでして…。

架空企業に対するコンセプトというのも思いつきにくいというのもあります。



回答よろしくお願い致します。



また、みなさんはどういった作品を提出されたのかなどの体験談などを聴かせて頂けると励みになります。



以上、よろしくお願い致します。







自分はデザイン学生で、同じく就活中です。



参考になれば、と、意見を言わせていただきます。



まず、架空の企業に対する企画、これ自体はすごくいいと思います。

そして、自己表現の塊でなく、堅実なデザインというのも、会社によってですが、むしろいいと思います。

その上で何点か、自分が重要だと思ってることを紹介させてください。



・ターゲットユーザーのブラッシュアップ

→架空の企業がどんな企業なのか。企業理念は?どんな問題を抱えているのか。

そこで働く社員は?そこへどんな策を投じる?

ex>若手社員の多いベンチャー企業。不動産業をしているため、地域に密着する経営方針。

起業10周年にあたって、フレッシュなイメージをより強めるためにロゴの改変。



ここまですると、デザインに対するキーワードがあげられますよね。

信頼、地域密着、フレッシュ。まだまだ出せると思います。

大事なのは、そのユーザーに関するワードをできるだけたくさん集め、その中から重要なものを吟味していく点です。

ユーザーの設定だけで、見開き2ページ・・・3ページ使ってもいいかもしれないくらい重要です。



・プロセスを省かない。

→上記のように、コンセプトに至るまでプロセスを踏んでいても、それを書いておかなきゃ意味がない。

あとは、たとえばロゴなら、数が勝負なんです。

手書きで構いません。一つのコンセプト(たとえば地域密着)に対して50案くらいは描いておきたい。

もちろん、ポートフォリオに載せましょう。案外手書きを重んじる企業、多いです。



・コンセプトは3つくらい用意。長所短所を表に。

→たとえば、地域密着をテーマにしたものを1つ、フレッシュをテーマにした物を1つ、信頼をテーマにしたものを1つ・・・

のように、各コンセプトの代表選手を決めます。

そして、それぞれの案を視認性、斬新さ、安心感、躍動感・・・など

評価項目を決め、それぞれを評価します。

この時、表にできるとより見やすいです。





…まだまだあるんですけど、

案外重要なのはこのあたりじゃないでしょうか。。

1・2は超重要です。



自分はデザインを5年間学んで、結局直接デザインをする仕事じゃないところに就職することにしました。

(リフォームプランナーとして受けてる会社が決まりそうです)

質問者さんはデザイン学生じゃなく、デザインを志すということ、なかなか勇気がいるのにすごいと思います。



作ることって、すごく辛いです。楽しいことより、辛いことの方が全然多いです。

でも、一瞬のやりがいのために、なんだかんだいって、止めれません。不思議ですよね。

頑張ってください、応援してます。

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