DTPオペレーターから何とかしてグラフィックデザイナーになる方法はないでしょうか?
今まで手がけた仕事、担当した仕事を振り返ってみてください。どんな仕事内容でしたか?
雑誌・チラシ・書籍・ポスター・マニュアル類・帳票・POP・パッケージ・シール・・・・
いろいろあると思いますが、「自分がレイアウトやフォーマット、体裁、色づかい、を考えた」もしくは「それらのアイディアを出して採用された仕事」がありますか?
指示書どおりに入力作業をしたことしかない、というのであれば、まずは「自分で考えてデータを組む」という作業に慣れる必要があります。
何も難しく考えることはなく、例えば年賀状や暑中見舞いなどを、市販の素材集に頼らず、自分でイラストや写真を用意する、そんなところからもデザインの道は始まります。
本気で「グラフィックデザイナー」として最前線で働きたい、というなら、デザイン学校などに通って、デザインの基礎から応用までしっかり学び、さらに学校を経由してデザイン会社を紹介してもらい、デザイナーのアシスタントとして色々なデザインに触れる機会をたくさん作り、自分のものにしていく、というのが良いかも?
この不景気にそんな時間的余裕と、ほとんど奴隷扱いでタダ同然なアシスタントの給与で生活できるかは別問題ですが・・・
私の場合、最初に入社した印刷会社でマニュアル類や証券会社のレポート等の文字メインのDTP、単発ものの近所のお店のチラシ、顧客から依頼されて箱や紙袋などの立体物(展開図が必須)の企画などを経験。
転職後の印刷会社で、複写式やOCR帳票、公的文書や約款などの重要書類、会社案内等の冊子、以前の経験を生かし紙袋やファイル・箱などパッケージの仕事も少しやってます。
いろいろな種類の仕事を経験していくと、デザイン寄りな仕事内容・デザイナー的な要素が要求される仕事は世の中いくらでもあることが嫌でもわかります。
デザイナーという肩書き自体、非常に曖昧な存在なので、いくら優れた技術があっても他人の評価が低ければ「自称デザイナー」だし、大した能力がなくても納期と物量をこなせる人が「有能なデザイナー」な場合があります。
むしろ、「オペレーターですがデザインも実は結構得意なんですよ」って立ち位置を目指したほうが、業界で長生きできるのでは、と私は思います。
あまり参考にならなそうな長文ですいません。
オペレーターというのはオペレーションをするだけですのでスキルさえあればなることはできますが、デザイナーはスキルもなにも関係なく、自分で「私はデザイナーです!」といえば、その瞬間からあなたはデザイナーです。
あとはデザイナーとして稼いでいけるのか、食べていけるのかという問題ですが、これはあなたのデザインを買ってくれる企業や団体があるかどうかです。こればかりは全くの未知数です。
デザインして売り込んで、デザインして売り込んで、デザインに自信があるのであればそれで花開くかどうかやってみるだけの価値はあるかと思いますが。
今されているお仕事を資料に行きたい事務所へ応募してみてはいかがでしょうか。
それか独立してグラフィックデザイナーという肩書きで仕事を取りはじめるとか。
(不景気なので今有効かなんともいえませんが、腕と人脈に自身あるなら)
どちらも正攻法で参考にならないかしら。
社内でオペレーターからデザイナーに昇格というご質問でしたか?
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